収納の工夫

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いつの間にやら使っていない物が溢れてしまうタイプの方には、押し入れを排し、ウォークィンクローゼットを造るプランをお勧めしています。
押し入れの奥行きを鋤センチほど足すだけで、ウォークィンクローゼットが生まれます。ここに現在使っているものをまとめて収納し、定期的に収納物をチェックして、まったく使っていない物があれば処分するのです。物理的に収納スペースを増やすために、使いづらい床下収納や小屋裏収納などを造るよりも、はるかに現実的なプランです。
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居住スペースとの兼ね合いを考える
限られた家のなかで収納スペースを増やそうとすれば、その分居住スペースが減ることになります。ですからまず第一に、現在の収納スペースを有効に使うことを考えたほうがいいのです。それでも足りない場合ですが、結局入れたものが「肥やし」になってしまう床下収納や小屋裏収納をつくるより、家全体のプランを考え直したほうがいいと思います。
すでに紹介したウォークインクローゼットや、ひとつひとつの間取りを大きくして部屋を効率よく使えるようにするなどして、居住スペースとのバランスを考えてプランを練ったほうが、結局は住みやすい家になります。ひとつの問題だけに対処するのではなく、家全体のバランスを考えたいものです。
3帖ほどの小上がりを造り、その下を収納スペースとする例。生活スペースを犠牲にせず、収納スペースを増やすことができる。
真ん中で仕切られた移動できる収納ボックスを造るのもいい考え。冬服、夏服と分けて収納する。

収納を増やしたい

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Q収納スペースを増やしたい!
A床下収納などは結局、有効に利用されなくなってしまいます。
リフォーム以前の問題を片づけ、家全体のバランスを考えてプランを練りましょう。
余談ですが、イギリス人のなかには日本の住宅の各部屋にある押し入れを見て「クレージー!」と驚く人が多いそうです。日本人の収納に対する考え方が「隠す」であるのに対して、イギリス人(全員がそうだとは思いませんが)の収納は「見える」あるいは「見せる」収納。見える場所にないものは探しようがない、というところなのでしょうか。
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収納を見直す3原則
さて、リフォームで収納スペースを物理的に増やす前に、まずチェックしてほしいことがあります。
1.不要な物を処分する・・・不要な物が多ければ、いくら収納スペースがあっても足りません。リフォーム以前に、これをチエックしましょう。
2.物を不要に増やさない・・・物を購入する前に、本当に必要なものなのかどうか、収納する場所はあるのかどうかを考えましょう。
3.適材適所に整理する・・・奥行きのある棚ほど、前のほうが空いてしまいがちです。
また詰め込むと後ろの物が取り出しにくくなります。収納スペースと相性の悪い物が入っていないか確認しましょう。
現実には、収納スペースのボリューム自体 はあるのに使い切ってないパターンが非常に多いものです。

結露に対処する

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考えられる原因として結露が挙げられます。結露とは外気と室内との温度差によって生じるものですが、これには結露が起こる場所によって「表面結露」と「内部結露」があります。
当然、火事にもしっかりと備えておきましょう。←こちらのサイトではいろいろな住宅情報を取り揃えております。是非ご覧ください。
表面結露は冬場の暖房時など、サッシや窓ガラスに水滴がびっしりとついている状態を指します。放っておくと室内の湿度を高める原因となりますので、以下のような方法で対処しましょう。
1.室内に水蒸気を溜めない・・・まず、水蒸気の発生源を知っておきましょう。キッチンや浴室だけでなく、人間の体からも発生しますし、室内の観葉植物、水槽、ガス・石油ストーブなどからも水蒸気は発生します。これら水蒸気の発生を極力、抑えることで結露はかなり防げます。風呂のブタを開けっ放しにしない、洗濯物を室内に干さない、などが対策の具体例です。定期的に換気を行い、水蒸気を室内から追い出すことも大切です。冬場は寒いかもしれませんが、水蒸気が発生する炊事や食事のときや寝る前などに短時間でも換気するよう心掛けましょう。
2.断熱性を高める・・・もうひとつの対策は断熱性の向上です。例えば断熱サッシを使うと、外気の冷たさが室内に伝わりにくくなるため、結露の発生を抑えることができます。また、強い風が当たる窓は熱を奪われて結露の原因となりやすいので、雨戸を取り付けるのも一考です。

じめじめ感対策

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Qじめじめした感じがするんですが・・・。
A湿気が抜けない感じのする家は、まず環境衛生に目を向けましょう。
カビなどは結露が原因である場合もあります。
押し入れの中や水まわりの壁などにカビが生えてきた、なんていうケースがあります。ほとんどの場合、定期的にドアやふすまを開けて空気を通してやるように心掛ければ解消できますが、なかには家全体がなんだか湿っぽくて、特に風の通りにくい部屋がじめじめしていることがあるようです。
これは多くの場合、周囲の環境衛生に原因があります。家のまわりに常緑樹が植えられていたり、高い塀などに囲まれて風通しが悪くなっていたり、家の外に風通しを悪くする原因があるのではないでしょうか。敷地が池のほとりにあるとか、周囲より低い谷のような場所にあるといった場合は引っ越しするしかありませんが、植栽や外構の問題であれば、これらを見直すことで解消できるでしょう。枝を払う、塀をフェンスに変える、塀を低くするということだけで効果があります。
不動産に関しては、政府の動向にもチェックが必要です。←こちらから不動産知識を養いましょう。
建物を傷める内部結露
壁内に発生する結露を内部結露と呼びます。壁内部の断熱化によって、壁内に大きな温度差が生まれ、室内から発生した湿気によって内部結露が発生するのです。内部結露はじめじめとした体感につながるものではありませんが、半面、表面化したときには躯体が腐朽しているなど深刻な問題となっている場合が多いものです。
リフォームの機会に、壁材の一部をはがすなどして、専門家にチェックしてもらうといいでしょう。

通風を確保して風通しのいい家に

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熱気が溜まるのは、やはり高い部分です。家の一番低い場所と高い場所に、それぞれ開口部や換気口を設けることで、熱気を追い出すことができます。
しかし、前項を読んでいただければお分かりのように、気密性の低い換気口は、冬場に室内の温度を下げる原因にもなります。
換気口を設けるには、冬のことをよくよく考えてからにしたいものです。天井、小屋裏をリフォームする屋根面に当たる陽射しも、室内の温度を上げる一因です。天井裏に断熱材を入れることでも改善されますが、リフォームでは天井板の上に断熱材を載せる程度の工事となりますので「ないよりまし」程度と考えたほうがいいでしょう。断熱材付きの屋根材で屋根全体を葺き替えることも可能ですが、コストがかかるのと、構造部分に手を入れることになりますので、家全体をチェックし、構造などを総合的に判断しなければなりません。
小屋裏に溜まった熱気を排出するために、小屋裏内に換気口を付けるという方法もあります。通風もよくなるので、効果は高いといえるでしょう。
設備を見直す
その他、暑さの原因となるものに生活熱があります。これは冷蔵庫やテレビ、白熱灯などが発生する熱のことです。
冬などはむしろありがたい熱だと言えますが、夏の暑い時期は、これがあるためにかなり温度が上昇します。
最近は省電力型の電気製品が増えていますので、その分、熱の発生量も低く抑えられているようです。こうした商品を選ぶことも、ひとつの有効な手段です。
住宅購入時には地震対策も十分気にしておきましょう。←こちらではその他住宅関連情報がたくさんあります。
風通しをよくする換気の配置
対角に換気口を配置すると空気の通りがよくなり、よどみがなくなる。

室内の夏の暑さ対策

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Q夏場、暑くてたまらない!
A日光を入れず、風通しをよくする工夫で、夏の暑さは和らぎます。
家だけでなく、庭の植栽などにも注目してみましょう。
夏の暑さの原因のひとつは西日です。高度が低いので壁の窓から入る陽射しを遮りにくいのです。もっとも単純な解消法は、ブラインドやカーテンなどを取り付けて、陽射しが入ってこないように遮断してしまうことですが、外が見えなくなるのも辛いところです。
窓ガラスを遮熱ガラスに替えるという方法もありますが、コストはかなりかかります。
庭があれば、窓の西側に落葉樹を植えるのはどうでしょう。夏は葉が茂って陽射しを遮り、冬場は葉が散るので貴重な陽射しを採り入れることができます。敷地に余裕がなければ、ツル性の植物を這わせるのもいいでしょう。マンションでしたら、バルコニーにスノコや鉢植えを置くだけで、コンクリート面からの陽射しの反射を防ぐことができ、同時にバルコニーの床が暖められて蓄熱することも少なくなりますので、かなり効果があります。
ただし、マンションのバルコニーは共用部分となっていますので、できることには限りがあります。
地震が起こってからでは遅い。建物設備の地震に向けた先行投資なら、←ここから情報を探せます。
風通しをよくする換気の配置
家の低いところと高いところに換気口を設ける。

もちろん、まったく逆の場合もあり、どんなにエアコン暖房をかけても、足裏から伝わる冷たさが気になる人はいます。
つまり、その人がどういう暖かさを求めているかは、個人差が非常に大きいのです。特にこたつやストーブなどの直接的な暖かさに慣れている人は、床暖房では不充分かもしれません。こうした傾向は特に高齢者に多く、逆に経験値のない子供にとっては、床暖房が快適に感じるようです。

底冷えに対処する

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「すきま風」と感じていても、実際は底冷えになっているケースがあります。底冷えとは、基礎と土台のすき間を風が通ることによって床下全体が冷え、室内の床から熱を奪ってしまう現象です。
床下の断熱材を足せば済む、と簡単に考えてしまいがちですが、これはかなり大掛かりな工事になり、費用もかかります。床下に炭を充填し、湿気とりと同時に断熱性をもたせるという方法もありますが、ある程度の厚みがなければなりませんので(経験では鋤.鋤センチ)、相当量の炭が必要です。
フローリングの床であれば、その上に断熱材を張り、さらにその上にもう一枚、床を造ってしまうという方法もあります。こちらのほうが安上がりでしょう。
なお、「冷える」というのは感覚的なものなので、通常のフローリング材を無垢材に替えるなどするだけで、足裏から伝わる冷たさの感覚が和らげられる場合があります。対症療法的ですが、カーペットなどを敷く、スリッパを履く、という簡単なことでも、それほど不快に思わなくなるケースは多いものです。
すべき手続きはしっかり行いましょう。←ここのサイトから不動産のリフォームなどに関する知識を得ましょう。
コールドドラフトを防ぐ
窓の周囲で冷やされた空気が床を這うように部屋全体へと流れることがコールドドラフトの原因。
パネルヒーターなどで強制的に窓の周囲の空気を暖めることがひとつの解決法となる。
もうひとつは、室内と屋外との間に空気層を設けること。窓面に障子を付けることでも効果はある。

すき間風

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Qスースーするんだけど・・・すき間風?
A換気口や扉からのすきま風はDIYでも抑えられます。
ほかに寒く感じる原因がないかもチェックしておきましょう。
風通しのいい家は、夏は涼しくて快適ですが、冬の寒い時期はすきま風に悩まされます。通常、計算したうえで取り付けられた換気口は、閉じることができるようになっていますが、気密性が低いものもあるのです。
例えば、ジャロジー(ルーバー式ガラス窓)は換気をとるには非常に効率的なのですが、気密性が低いのが玉に瑕です。
この場合、室内側にカーテンや障子を取り付けるのが有効です。特に障子は光をあまり遮らず、取り外しも簡単ですのでお勧めです。
玄関扉や部屋の扉の下から冷気が入ってくるようであれば、そこを埋めてしまうことでかなり解消できます。そのための部材はホームセンターに売っていますので、自分で作業することも可能です。
ルーバー式ガラス窓。ノブを回転させることでガラス面の角度が変わり、すき間の広さを調節できる。
地震はその後の火事も怖いです。←このサイトから地震や火事などに対してどのような対策があるのか調べてみましょう。
窓からの冷気をすきま風と感じることも
冷気が入り込んでくる(正確には室内の熱を逃がす)最大の場所は窓ガラスです。
窓ガラスの室内側で冷えた空気が対流し、部屋全体を冷やしてしまうことを「コールド・ドラフト」などと呼びますが、すきま風だと思っていたのが、実はこんなところに原因があるのです。これを防止するには、障子やカーテンを取り付けるという方法以外に、ガラス自体をペアガラス(二重ガラス)に替えるという方法があります。
ペアガラスにすると厚みが出てしまうのですが、最近は既存のサッシに入れられるペアガラスも登場しています。
特にトップライトは、採光の面では非常にメリットがあるものの、コールドドラフトが発生しやすいということがあります。
採光と冷気、メリットとデメリットをよく考えて判断しましょう。

床暖房

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Q床暖房を入れたい!
A床暖房は最近はやりの設備のひとつです。
どんな家にでも導入することは可能ですが、まず効果的かどうかを考えてみましょう。
床暖房も、今はやりの設備のひとつといえるでしょう。実際、リフォーム雑誌などで取り上げられることが多く、記事を見ているうちに自分の家にも入れたくなった人はけっこう多いと思われます。室内空気を汚さない床暖房は、確かに優れたシステムです。しかし、既存の家に合っているかどうかを検討することをまずお勧めします。
断熱性、気密性とリンクするシステム
床暖房は床の一部を暖め、その輻射熱によって部屋全体を暖めるシステムです。そのため、断熱性や気密性の低い家ではあまり効果が上がらず、ランニングコストがかなりかかります。設備を導入する際のイニシャルコストが高くても、ランニングコストが安いというのが、床暖房のメリットのひとつですが、これは断熱性、気密性ともに優れた家でこそ得られるものなのです。もう少し詳しく説明しましょう。気密性や断熱性が高くない家の場合、特に20年以上前の家のほとんどには、床下に断熱材が入っていません。床暖房のユニットの下は外部同然ですから、そこから熱が逃げてしまうのです。
通常、床暖房はサーモスタットなどで温度調整をしていますが、どんどん熱が逃げている状態では常にフル回転、ということになります。
また、気密性が低く、外気が多く入り込んでくる住宅では、床暖房だけで部屋全体を暖めるのは難しく、暖かいのは足裏だけ、というケースもあるのです。
このように、高断熱・高気密住宅の良し悪しは別にして、リフォームされる多くの家と床暖房との相性はあまりよくありません。床暖房を導入するのであれば、床下の状態をまず確認し、必要であれば断熱材を入れるなどする必要があります。設備費用以外にかなりの工事費がかかりますから、それを考慮した?えで決めるようにしましょう。
ところで、不動産に関するあらゆる情報は、←こちらから収集できます。
暖かさの感じ方は人それぞれ床暖房の場合、(気密性や断熱性が一定レベル以上に達しているという前提で)床面を25度くらいにセットすることで、室温は18度くらいに保たれます。対してエアコンの場合、室温24度にセットしたとすると、床面で20度くらい、天井は40度くらいになっています。
このように、床暖房では床面の温度は高いのですが、室内の温度はあまり高くないのが普通です。すると、それを「暖かくない」と感じる人が出てくるのです。

薄暗い部屋対策

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天井に設置したレールに取り付けるタイプの照明器具は明るさのほしい場所に応じて位置を変えたり、向きを変えたりすることができる。比較的低価格で照明を追加できるのもいいところ。
照明器具を見直す
明るさの感じ方には個人差があります。特に年齢による差は大きく、加齢とともに明るさがほしくなるものです。こうしたケースでは照明器具の見直しが効果的です。
たとえば食卓上のペンダントライトの傘を透光性のあるものに替えると、それまでテーブル面のみを照らしていたものが、ペンダントの上部にも光が反射して、全体的に明るく感じます。
内装で変わる明るさ
「なんとなく薄暗い」というその理由を、もう少し踏み込んで考えてみると、内装に原因がある可能性があります。光は壁や天井に当たって反射しますが、その反射率は、白っぽい壁や天井のほうが高いのです。もし、天井や壁が黒っぽかったり、薄汚れていたりしたら、白やクリーム色に塗り替えるといいでしょう。
もちろん、クロスでもしっくいでも構いません。最近はクロスの上から塗れる珪藻土塗料などもありますから、手軽に自分で作業することも可能です。ただし、無垢の木は光を吸収しやすいので、白っぽいものにしても反射率は思ったほど高くなりません。
地震列島日本では建物を建てる時、必ず地震を見越した設計をする。各種不動産知識は、←こちらをご覧ください。
ペンダントライトの傘を替える効果
傘を透光性のあるものに替えると、ライトの周囲全体が明るくなる。
光を反射するタイプの傘を使うと、テーブル面が明るくなる。